"蛇骨湯"
2007.3.19 ポジの本番上がりまでに3時間程空きが出来たので、古本屋でも廻って時間つぶしをしようかと考えたが、ふと思い立って浅草の蛇骨湯に行くことにした。ここは場所が解りづらく、何時も迷ってしまって到達できなかったが、今回は以前にメモッておいた地図を持っていたので大丈夫だった。六区の裏通りにひっそりとあるこの銭湯は場所柄、芸人や遊び人が集ういこいの温泉なので13時からやっている。昼間っから酒、などと同じで、平日のお天道さまが高いうちから風呂に行くなんぞ、一見いけない事の様な感じがするが、それだけに大人の余裕を感じさせて気分がいいものだ。さて、入浴券を買って中に入ると思ったよりも設備が充実している。湯船が内湯と屋根付きの露天風呂。内湯はジャヤグジーとジェット・バス二種と電気風呂。露天はややぬるめでゆっくり入れる岩風呂。でも僕が良いなと思ったのは、まずタイル絵。朝焼けの富士山が描かれているのだが、これがデカくて気持ちが良い。おなじみ三保の松原からのビューだが、朝焼けは結構珍しいのでは。そして中庭。なんと黒湯を使った滝が2本流れていて、この庭の造りが非常にルッキングッド。オー、ジャパニーズ。使ってる石がそれぞれ風情があって良いのよ。この中庭が露天からも内湯からも見えるように粋な構造になってて、かなり景色が良い。癒されます。更にお湯が風呂、洗い場、シャワーの全てが黒湯って事。さすが江戸時代から続いているだけあってケチケチしてない。良いな、蛇骨湯。「植田が選ぶ東京の温泉ベスト10」に入れよう。http://www.jakotsuyu.co.jp/
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