THE ROLLING STONES: PROFILE

STONES: ALBUM/LIVE/SET LIST/INTRODUCTION


 1960年イギリス、ダートフォードの駅でチャック・ベリーとマディ・ウォータースのレコードを抱えたミック・ジャガーに、幼馴染みのキース・リチャードが声を掛けたという有名なエピソードからこのバンドの歴史はスタートする。彼等は意気投合し、共通の友人であったベーシストのディック・テイラーと一緒に演奏したりライヴを聴きに行ったりするようになる。ある日当時ロンドンで人気のあったブルース・インコーポレイテッドのライヴに出向いた時に、ゲストとしてスライドギターを弾いていたブライアン・ジョーンズと出会いそのプレイに惚れ込み、ブライアンの友人のイアン・スチュアートと共にバンドに誘い「シルバー・ローリング・ストーンズ」を結成する。その後ブルース・インコーポレイテッドでドラムを叩いていたチャーリー・ワッツと、学業に専念する為に脱退したディックの替わりに参加してたビル・ワイマンが正式加入し、クラブ等でR&Bを演奏し評判になる。彼等のライヴを観て感激したビートルズのパブリッシャーだったアンドリュー・ルーグ・オールダムは即座に彼等と契約を結び、それまでの経験を活かしてレコーディングにこぎ着ける。1963年6月7日、シングル盤「カム・オン」で「ザ・ローリング・ストーンズ」は正式にデビューする(この時点でイアンはルックスが悪いという理由でバック・アップ・メンバーに格下げになってしまうが1985年に亡くなるまでピアニストとしてグループを支え続ける)が、あまり成功には繋がらなかった。しかし続いて出したレノン&マッカートニー作曲のセカンド・シングル「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」がスマッシュ・ヒットとなり、ライヴの評判と共に徐々に彼等は人々に認識されていく。


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