JOHN CASSAVETES: PROFILE


 1929年12月9日、ニューヨーク生まれ。コルゲート大学中退、モホーク兵学校は在学中に廃校、シャブラン大学退校と学校を転々とするが、最終的にアメリカ演劇アカデミーに入団し俳優の道を志す。ここでジーナ・ローランズと出会い1954年に結婚。卒団後「ローハイド」等TV映画に出演し、1956年にドン・シーゲル監督の「暴力の季節」に主演しハリウッドでも注目を浴びる。その頃友人と演劇のワークショップを開設、そこでの即興演技の実験の延長として監督処女作「アメリカの影」を製作。この作品は評判は良かったが多額の借金を残し、その返済の為に引き受けたTV映画「ジョニー・スタッカート」の監督・主演で再び名声を高める。その他にも多くの映画に俳優として出演し、その出演料を注ぎ込んで1968年にインディペンデント映画「フェイシズ」を製作。この作品がヴェネチア映画祭受賞、アカデミー賞ノミネートと内外で絶賛され、インディペンデント映画というジャンルを確立する。その後も俳優業とインディペンデント映画の監督・製作を続け、多くのインディペンデント映画制作者に勇気をあたえるが、1989年2月3日に肝硬変のためロサンジェルスの病院で死亡。


CASSAVETES: WORKS/INTRODUCTION

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