1953年1月22日、オハイオ州アクロン生まれ。コロンビア大学文学部に在学中に9ヶ月滞在したパリで映画に目覚め、1975年にコロンビア大学卒業後、ニューヨーク大学大学院映画学科に入学。在学中にニコラス･レイの助手を務めたり、ヴィム･ベンダースと｢ニックス･ムービー｣で知り合う。またロック･バンド｢デル･ビザンティンス｣を結成しキーボードを担当する。卒業製作の｢パーマネント･バケーション｣がマンハイム映画祭でジョセフ･スタンバーグ賞を受賞。その後ヴィム･ヴェンダースから貰った｢ことの次第｣の端尺で｢ストレンジャー･ザン･パラダイス｣の第１部｢新世界｣を撮影。この作品で1983年ロッテルダム映画祭で国際映画批評家賞を受賞。2年後に長篇｢ストレンジャー･ザン･パラダイス｣を完成しカンヌ映画祭に出品、最優秀新人監督賞他を獲得。若手作家の新時代を切り開く。